友達や恋人、家族と電話する時は今ではLINE通話が主流になってきていますよね。
ですが、通常の音声通話で電話をかけることもなんだかんだ言ってありますし、音声もキレイで電波も途切れにくく、携帯電話には必要不可欠な機能です。
大手キャリアではかけ放題プランが用意されていますが、LINEモバイルにも音声通話のかけ放題プランは用意されているのでしょうか?
そこで今回は、LINEモバイルのかけ放題プランについてや、電話料金がどのくらいに設定されているのか詳しく見ていきたいと思います。
目次
LINEモバイルで通話かけ放題プランは用意されている?
大手キャリアは通話のかけ放題プランが用意されているのが魅力的で、多くの人が契約する際に加入しています。
- docomo(ドコモ)
- カケホーダイプラン
- au
- カケホ
- SoftBank(ソフトバンク)
- スマ放題
上記のようにキャリアによって名称は異なるものの、一定料金を支払うことで毎月何時間でも音声通話が無料で利用できる点では一緒です。
しかし、格安SIMでは基本的にかけ放題プランはなく、LINEモバイルも例外ではありません。
今のところはLINEモバイルでオプションとして加えることはできず、毎回の通話料金を支払って音声通話をするかLINEの無料通話を利用するか選ぶ形となります。
- 仕事で電話をかける機会が多い
- プライベートで長電話をする
- IP電話ではなく090の音声通話を無制限に使いたい
こういった方には格安SIMは適していないので、かけ放題プランが用意された大手キャリアのスマホの方が合っているでしょう。
LINEモバイルの電話料金はどのくらい?
LINEモバイルのSIMカードを挿して090の音声通話をした場合、電話料金は30秒間で20円と決められています。
- 楽天モバイル
- DMM mobile
- mineo(マイネオ)
- BIGLOBE SIM
- IIJmio(みおふぉん)
30秒間で20円という料金は上記の格安SIMも全く一緒で、LINEモバイルだけではありません。
1分間に渡って通話すれば40円、10分間では400円と長い時間に渡って電話を発信するほど無視できない金額になっていきます。
いくらLINEモバイルの料金プランが安くても、毎月の通話で3,000円も4,000円も支払っていては格安SIMのメリットを活かせないので注意が必要です。
LINEモバイルの音声通話のオプションにかかる料金は?
LINEモバイルではフリープランでもコミュニケーションフリープランでも、090の番号が与えられる音声通話SIMを選択できます。
「データ通信」「SMS(ショートメッセージサービス)」「音声通話」の3つの機能に加えて、別途でオプションをつけることも可能です。
オプション名 | 料金 |
転送電話 | 無料 |
国際電話 | 無料 |
国際ローミング | 無料 |
留守番電話 | 月額300円 |
割込通話 | 月額200円 |
上記のように無料で付与されるものから毎月料金が発生するオプションもあり、個人の利用状況に応じて必要なものを加えましょう。
しかし、LINEモバイルの音声通話SIMを1年間以内に解約した場合、違約金の9,800円が発生するので注意してください。
LINEモバイルで通話料金を抑えるには?
LINEモバイルの音声通話SIMで電話をかけると、30秒間で20円と高い料金を支払わなければなりません。
かけ放題プランを使えないLINEモバイルのデメリットですが、通話料金を抑えたいのであればLINEの無料通話の利用がおすすめです。
- LINEで友達同士になっている人と通話できる機能が用意されている
- 着信した時だけではなく自分から発信しても完全に無料
- 音声通話だけではなくビデオ通話にもお金がかからない
- LINEモバイルの契約者であればカウントフリー機能で通信容量を消費しない
こういったメリットがあり、格安SIMのLINEモバイルを持っていない人でもコミュニケーションアプリとして使っているケースは多いのではないでしょうか。
LINEの月間アクティブユーザー数は6,600万人を超えたと2017年の資料では判明し、トーク機能だけではなく通話も全て無料と利便性が高いのが大きな理由です。
LINEモバイルで無制限に090の音声通話を使っていると料金が割高になってしまうので、LINEの無料通話を上手に使って毎月の支払い金額を抑えてみてください。
LINE Outを使うのも選択肢の一つ!
LINEモバイルで通話料金を抑えたいのであれば、IP電話機能のLINE Outを使うのも選択肢の一つです。
以下ではLINEの無料通話とLINE Outでどんな違いがあるのか大まかにまとめてみました。
- LINEで友達登録している人としか通話ができない
- 相手がLINEユーザーではなくても発信ができる
電話をかけられる相手が大幅に増えるのが魅力的なポイントで、電子マネーのように利用する金額を前もってチャージするプランが用意されています。
チャージプラン | 料金 |
120コールクレジット | 120円 |
360コールクレジット | 360円 |
600コールクレジット | 600円 |
1,200コールクレジット | 1,200円 |
3,600コールクレジット | 3,600円 |
6,000コールクレジット | 6,000円 |
これらの中から自由に選ぶ形となり、090の音声通話と遜色ないほどクリアな音質で通話が可能です。
「わざわざLINE Outを使わなくても、LINEモバイルの音声通話を利用すれば良いのでは?」と考える方は少なくありません。
しかし、国内の利用であれば1分間まで無料通話ができますし、超過しても固定電話への発信は1分間で3円、スマホへの発信は1分間で14円と安い料金設定となっています。
通常の通話料金よりもかなり安いので、LINEモバイルユーザーの方はLINEアプリの無料通話とLINE Outを上手く併用しましょう。
LINEモバイルでは2017年初夏に通話定額オプションを導入予定!
「かけ放題プランが用意されていないのが格安SIMのデメリット」と考える方が増えました。
そこで、LINEモバイルでは2017年の初夏を目安に、通話定額オプションを導入予定だと発表しています。
サービス内容の詳細は現時点で不明ですが、電話料金が今までよりも安くなるのは間違いありません。
- 大手キャリアのようなカケホーダイプラン
- OCNモバイルONEのような10分かけ放題オプション
- mineo(マイネオ)の5分かけ放題サービス
上記のどのプランをLINEモバイルが取り入れるのか分からないものの、ユーザーが少しでもスマホを快適に利用できるように考えてくれる格安SIMなので続報に期待です。