「LINEモバイルへ乗り換えたいけど、今使っているiPhoneはそのまま使いたい」
他社キャリアへ乗り換えする時に困るのが、こういった機種についての悩みですよね。
今ではMNPで電話番号はそのままで乗り換え可能になりましたが、スマホ端末の機種自体は変更しないといけないことも多くありました。
ですが、LINEモバイルに乗り換える時は、今使っているiPhoneを継続して使い続けられるので、安心して契約しましょう。
初期設定で必要なAPNについてもお伝えしていきますよ。
目次
LINEモバイルへと乗り換えて今までのiPhoneは使えるの?
「格安SIMへと乗り換えても今まで使っていたiPhoneは手放したくない」
「できる限り初期費用を抑えたいから新しい端末は買いたくない」
このように考えている方は多く、確かに高性能のiPhoneを手放して別の端末を手にするのに疑問を抱える気持ちは分かります。
LINEモバイルであれば最新のiPhone 7 Plusだけではなく、少し古いiPhone 6もMNPして使えるので安心です。
- LINEモバイルへと契約してSIMカードが届けられるのを待つ
- お使いのiPhoneにSIMカードを挿す
- 初期設定を行うとデータ通信や音声通話ができる
上記の流れで利用でき、新しい端末や機種を必ずしも購入する必要はありません。
大手キャリアで月額8,000円以上の料金を支払っていた方でも、LINEモバイルへと乗り換えれば料金プランによっては1,000円~2,000円程度に抑えられるのです。
しかし、全てのキャリアのiPhoneが使えるわけではなく、LINEモバイルで動作確認が取れていない機種が幾つかあるのでMNPする前に確認しておきましょう。
ドコモ版とSIMフリー版のiPhoneはOK!
LINEモバイルはドコモ回線を使ったMVNOなので、ドコモ版とSIMフリー版のiPhoneは使用できます。
端末の用意ができた後にLINEモバイルへと申し込みを行い、SIMピンを用意してSIMカードを差し替えるだけなので簡単です。
どの機種の動作確認がされているのかまとめてみました。
- LINEモバイルで動作確認済みのiPhoneシリーズ
- ◎iPhone 7 Plus
- ◎iPhone 7
- ◎iPhone SE
- ◎iPhone 6s Plus
- ◎iPhone 6s
- ◎iPhone 6 Plus
- ◎iPhone 6
- ◎iPhone 5s
iPhone 4に関してはLINEモバイルで動作確認が未実施なので絶対に使えるとは限りません。
その点、上記の端末であれば「データ通信」「音声通話」「テザリング」が行えることが確認されているので安心です。
今までと同じようにテザリングもできるので、Wi-Fiルーターを持たなくても外出先でノートパソコンやタブレットをインターネットへと接続できます。
格安SIMへと乗り換えるだけで毎月のスマホ代を抑えることができ、選び方で迷っている方はLINEモバイルと契約してみてください。
au版とソフトバンク版のiPhoneはSIMロック解除すれば使える
au版とソフトバンク版のiPhoneは、そのままの状態ではLINEモバイルのSIMカードを使うことができません。
これはLINEモバイルがドコモ回線を使ったMVNOなのが理由です。
しかし、下記の機種はSIMロック解除に対応しているため、Web上や窓口で手続きをすればデータ通信や音声通話などの機能を使えます。
- SIMロック解除対応機種
- ◎iPhone 7 Plus
- ◎iPhone 7
- ◎iPhone SE
- ◎iPhone 6s Plus
- ◎iPhone 6s
それでも、LINEモバイルの公式サイトでは動作確認の画面で△と表示されており、一部の機能が使えないケースがあるので注意が必要です。
なぜau版とソフトバンク版のiPhoneで乗り換えるのをおすすめできないのか幾つか挙げてみました。
- ドコモ回線と通信方式が異なるので100%利用できるとは保証できない
- iPhone 6以前のiPhoneはSIMロック解除に対応していない
- SIMロック解除の手続きは自分で行わなければならないので面倒
比較的新しいモデルであればau版もソフトバンク版も様々な周波数やバンドに対応しているため、SIMロック解除の手続きをすれば今までの端末を使いながらLINEモバイルへと乗り換えられます。
ただし、OSバージョンや相性が悪いと「テザリングだけ利用できない」という事態が起こりやすいので気をつけてください。
iPhoneを持っていない人はSIMフリー版を購入してLINEモバイルで使おう
今はiPhoneを持っていない人でも、SIMフリー版を購入してLINEモバイルで使うという選択肢があります。
最も安全な方法はApple StoreやAppleの公式ネット通販での購入で、既にSIMロック解除がされているので多くの格安SIMで利用できるようになりました。
- 東京都の渋谷や銀座にあるApple Storeの実店舗へと足を運ぶ
- Appleの公式サイトで注文する(ショッピングローンを24回払いまで可能)
どちらかの方法で端末を入手し、その後にLINEモバイルへと契約してSIMカードが届けられるのを待てば格安の価格で憧れのiPhoneを持てるのです。
とは言え、正規販売店であれば問題はなくても、Yahoo!ショッピングなどネットオークションでSIMフリー端末を購入する場合は注意しなければなりません。
「新品じゃないから安く購入できる」とネットオークションを利用している方は多いものの、赤ロムを掴まされるリスクがあります。
白ロムと赤ロムの違いについては、下記の表のとおりです。
白ロム | 契約者情報がない真っ白な端末のことで新たにSIMカードを挿せる |
---|---|
赤ロム | キャリアから利用制限されている端末で何をしても使えない |
上記のような違いがあり、「端末代の残金が不払い」、「盗難品が中古市場に流れた」、「端末を不正取得していた」といった理由で赤ロム化するのです。
赤ロムを持つこと自体は違法ではありませんが、単純にiPhoneの購入にかかる料金を損する形となりますし、赤ロムを持っていても何のメリットもないので不安な方は正規販売店で購入しましょう。
iPhoneへとSIMカードを挿してから初期設定のAPN設定が必要!
LINEモバイルへと契約してSIMカードをお持ちのiPhoneへと挿すだけではなく、初期設定のAPN設定を最初にしなければ使えません。
- 時間が経ってもインターネットに繋げられない
- 音声通話を利用することができない
- 不良品の端末を掴まされてしまった
スマホの乗り換えでこういったケースの多くはAPN設定が終わっていないのが原因で、簡単に説明するとインターネットのサーバーに接続する際に欠かせない初期設定です。
この点に関してはLINEモバイルに限らず他の格安SIMにも該当し、各自がAPN設定をすれば直ぐに使えるようになります。
以下ではiPhoneをお使いの方のために、APN設定のやり方をまとめているので一度チェックしておきましょう。
- Wi-Fiへと接続して「Safari」を起動させる
- LINEモバイルの公式サイトの「APN設定方法」というページへとアクセスする
- 構成プロファイルをダウンロードするURLのリンクをタップする
- インストールボタンをタップしてパスコードを入力する
- 次の画面へと進んでプロファイルをインストールする
- 完了ボタンをタップして終了
初期設定が終わってもネットに繋がらない時は、一度端末の電源を切って再起動してみてください。