LINEモバイルって電話の音は聞こえやすいのでしょうか?
通話品質が低いと、ノイズが入ったり通話相手の音声が途切れてしまうこともあります。
そこで今回は、LINEモバイルの音声通信である電話の通話品質が良いのか、それとも悪いのかについて詳しく見ていきたいと思います。
LINEモバイルの通話品質は良い?それとも悪いの?
大手キャリアから格安SIMへと乗り換えるに当たり、通話品質が良いのか悪いのか最も気になるポイントです。
「通話している最中に音声が途切れるのは嫌だ」
「会話中に雑音が入ると鬱陶しい」
「相手の音声が遠いと聞き返してしまう」
このように考えている方は多く、音質の良さはスマホを比較する上でのポイントとなります。
LINEモバイルの場合、大手キャリアのドコモの回線を使ったMVNOなので通話品質は良好です。
- ドコモなどの大手キャリアでは専用の電話回線や基地局を持っている
- MVNOに対して一部の基地局やアンテナを貸し出している
- MVNOは独自の回線を持たず、一定のお金を支払って大手キャリアから借りている
- ユーザーへと格安SIMのサービスを提供している
上記のような仕組みとなっていて、電波の入り具合に関して大きな違いはありません。
全ての電話回線を借りているわけではないので正確にはドコモと全く同じだとは言い切れないものの、LINEモバイルでは契約するユーザーが増えてきたら容量を拡大する試みを行っているので安心です。
もちろん、エリアや電波状況によって通話品質は変わりますが、「音声が聞こえなくて全く使い物にならない」といった口コミや評判はないので快適に使えます。
また、LINEモバイルで使える音声通話は2種類に分けられ、それぞれ通話品質に違いがあるので詳しく見ていきましょう。
電話回線を使った音声通話SIM
「格安スマホは090を使った音声通話ができない」とイメージしている方は少なくありません。
しかし、LINEモバイルを中心に電話回線を使った音声通話SIMの料金プランはあるため、大手キャリアのスマートフォンと同じような機能を使えます。
- インターネットを使ったデータ通信
- メッセージをやり取りできるSMS
- 電話回線を使った090の音声通話
これらの全ての機能を使用でき、ドコモの回線を借りてユーザーへと提供しているからこそ、大手キャリアと通話品質に違いはないのです。
オーソドックスなコミュニケーションフリープランの場合、音声通話SIMの料金プランは以下の4種類から選択できます。
データ通信容量 | 月額料金 |
3GB | 1,690円 |
5GB | 2,220円 |
7GB | 2,880円 |
10GB | 3,220円 |
「データ通信機能だけではなく音声通話も兼ね備えた格安スマホが欲しい」という方は、上記のプランからお好きなものを選んでLINEモバイルと契約してみてください。
LINEのアプリに備わっている無料通話
LINEモバイルでは一定のサービスのデータ通信量が消費されないカウントフリーの機能があり、LINEの無料通話はその一つです。
- LINEフリープラン
- コミュニケーションフリープラン
- MUSIC+プラン
上記の全ての料金プランで適用され、音声通話SIMと契約していない方でもLINEの電話機能はデータを消費することなく無制限に使えます。
LINEモバイルで電話をすると30秒で20円の料金が発生するため、あまりにも使い過ぎていると大手キャリアと変わらない金額になるので注意しなければなりません。
その点、LINEアプリを使った音声通話は完全に無料なので、データSIMと契約している方は積極的に利用すべきです。
ただし、現在では大分改善されているものの、IP電話なのでキャリア各社のVoLTE通話と比べると機能が劣ります。
- 通信環境や端末スペックで通話品質が左右される
- 場所によっては電話している最中に雑音が混じる
このようなデメリットがあるので、快適な音質で通話したいのであれば自分も相手もお互いに安定した通信環境へと移動しましょう。
もちろん、「あまりにも音質が悪い」、「全く聞こえない」といった意見は少なく、日常生活で実用するに当たって問題のないレベルです。
- 従来の電話回線よりも良いと思う時もある
- 無料で提供されているから十分な品質
- たまに電波が悪くなる程度だから問題ない
こういった口コミの評判が多いので、LINEモバイルのデータSIMと契約中の方も安心して使ってください。
LINEモバイルなら低速通信に切り替わっても大丈夫!
上記でも少し説明しましたが、LINEモバイルなら低速通信に切り替わってもLINEの無料通話でデータが消費されないので通話品質が著しく悪くなることはありません。
基本的にどの格安SIMでも、1ヶ月間の契約中のプラン以上にデータを消費すると高速通信から低速通信へと切り替わります。
データ容量を誰かから貰ったり自分でお金を支払って追加でチャージしたりしなければ翌月まで回復せず、LINEの使用で以下の悪影響が出るようです。
- 文字やスタンプを送るトーク機能はそこまで変化はない
- 無料通話は音声が遅れて聞こえてくる不具合が起こる
- ビデオ通話は画面が遅れてこちら側に届く感じ
一方でLINEモバイルはLINEの使用による通信速度制限を受けないため、低速モードへと切り替わっても快適に通話ができます。
環境によって多少は左右されるものの、カウントフリーは便利な機能なので有効活用してみてください。